PHPの文字コードの設定変更は設定ファイルphp.iniを直接編集する方法と、.htaccessを使用する方法があります。 -php.iniを編集する場合- php.iniで文字コードの設定に関連するところは[mbstring]の部分になります。 例えば、弊社の場合は以下のような設定にしています。(行頭に「;」のついている行はコメントアウトされ、デフォルトの値が適用されます。) [mbstring] ;mbstring.language = Japanese mbstring.internal_encoding = EUC-JP mbstring.http_input = auto mbstring.http_output = SJIS ;mbstring.encoding_translation = Off mbstring.detect_order = auto mbstring.substitute_character = none; ;mbstring.func_overload = 0 文字化けする場合は、mbstring.http_outputの値がSJISになっているかどうかを確認してください。SJISになっているのに文字化けする場合は mbstring.encoding_translation = Off の行をコメントアウトするか、値をOnに変更してください。 php.iniを修正した場合は、設定を読み込ませるためにApacheサーバーを再起動する必要があります。 -.htaccessファイルを利用する場合- php.iniを直接編集するのはレンタルサーバーでは難しいかもしれません。その場合は、.htaccessファイルを利用してPHPの設定を変更する方法があります。ただし、ご利用のサーバーで.htaccessファイルの使用が許可されている必要があります。 mbstring.http_outputの値をSJISにするためには.htaccessに以下のように記述します。 php_value mbstring.http_output SJIS また、mbstring.encoding_translationの値をOnにするためには以下のように記述します。 php_flag mbstring.encoding_translation On .htaccessファイルは、ファイルが置かれたディレクトリ以下の全てのディレクトリに有効になるので、スクリプトを置いてあるディレクトリと同じディレクトリに置けばよいでしょう。 -.htaccessファイルの作成(参考)- Windows上で.htaccessという名前のファイルを作成するのは難しいので、例えば以下のようにします。 Windows上でhtaccess.txtという名前のテキストファイルを作成します。必要な記述を書いた後、そのままの名前でサーバーにアップロードします。アップロード後、サーバー上でファイル名を.htaccessに変更します。 |